レーシック手術を受けられないケース
レーシックは安全性の高い手術方法ですが、場合によっては手術を受けられない人も存在します。
レーシック手術前には必ず適応検査が行われますが、検査の結果、手術不適応と診断された場合、手術を受けることができません。
不適応と診断される原因はいろいろありますが、統計データによると、5~10人に1人はレーシック不適応と診断されることがあるようです。
レーシックの適応検査
レーシックの適応検査は、一般的に国家資格をもつ視能訓練士が実施します。
検査内容はクリニックによって異なりますが、主な検査項目としては、角膜の形状撮影や収差測定、角膜内皮細胞数の測定、眼圧や瞳孔径、角膜厚の測定などが行われます。
検査には3~4時間ほどかかるため、基本的に適応検査は手術とは別の日に行われることが多いようです。
検査費用はおよそ3000円~5000円前後となっていますが、クリニックによっては無料で検査してくれるところもあります。
レーシック不適応のケース
検査の結果、レーシック不適応と診断される原因は複数存在します。
以下ではレーシック不適応の主な原因を紹介します。
特定の疾患を患っている
レーシックは基本的に健康な眼に施す手術なので、眼科疾患を患っている場合、不適応と診断される場合があります。
たとえば白内障や緑内障を患っていたり、ひどい乱視持ちの場合は手術不可能と診断される可能性が高くなります。
また、角膜に炎症や外傷がある場合は、完治するまで手術が受けられない場合があります。
眼の他にも、糖尿病や膠原病などの内的疾患を抱えている場合、手術NGとなるおそれがあります。
妊娠中・授乳中の方
レーシック手術に限らず、妊娠中または授乳中の方については、母胎や子供の安全を考慮し、手術不適応と診断される可能性が高くなります。
ただ、妊娠や授乳は永久的に続くわけではないので、時期が過ぎればレーシック手術を受けられるようになります。
未成年の方
人間の体は一般的に成人を過ぎるまで成長過渡期にあります。
成長期には身長や体重だけでなく、眼球も成長しているため、視力が低いと思っても、実は成長期に起こる一時的な視力低下である可能性があります。
手術部位である角膜もまだまだ不安定な時期なので、レーシックを受けるなら、20歳を超えてから検討するのがおすすめです。
ただ、クリニックの中には、入念な検査のもと、未成年にも手術を行っているところがあるので、20歳未満の方は事前に問い合わせてみるとよいでしょう。



