レーシック手術のリスク
レーシック手術は入院する必要はなく、手術当日に帰宅できることから、比較的手軽な手術として知られています。
しかし、エキシマレーザーを使用した外科手術の一種であることから、術後の後遺症や合併症を心配する声が上がっています。
特に不安の声が大きいのは、手術による失明リスクです。
レーシックは1990年に開始された歴史の浅い手術法なので、症例数はさほど多くありませんが、これまで手術で失明した事例はないのでしょうか?
失明事例は0
日本のレーシック手術は2000年から始まりましたが、その5年前から手術を行っていたアメリカでは、現在年間100万人以上もの方が手術を受けています。
そのため、累計症例数はかなりの数に上りますが、これまでレーシック手術によって失明した事例は一件もありません。
レーシックはあくまで角膜を曲率させる手術であり、眼球内部にある網膜や視神経に触れる機会がないことから、失明リスクはきわめて少ないのです。
もちろん日本でも失明事例はなく、数ある眼科手術の中でも後遺症が残らない安全性な手術であると言えるでしょう。
レーシック手術の合併症
レーシックで失明する確率はほぼ0ですが、術後のリスクとして合併症を起こす可能性があります。
主な合併症としては、以下のものが挙げられます。
- 視界のぼやけ
- ドライアイ
- 異物感
- 暗所で物が見えにくくなる
- 細菌感染
- フラップのズレ・しわ
- フラップの下の炎症
- 強度の乱視
もちろん、これらの合併症はすべての人に起こるわけではなく、発症率には個人差があります。
1~4までの合併症は全体の約1~2%の確率で発症しますが、症状としては軽く、術後数日~2ヶ月程度でほとんど解消されます。
ただ、5~8までの合併症は重症化する可能性があり、場合によっては長期治療や角膜移植などの再手術が必要になるおそれがあります。
発症率は全体の約0.2~0.3%ときわめて少ないものの、医療機器の不具合や医療設備の不衛生、医師の技量不足が原因で発症した例もありますので、クリニック選びは慎重に行うようにしましょう。



